ACTでは7月から『ヴィラロドラ』というオーガニックカラーを導入しました。

【導入理由】

・白髪染めで頭皮が染みるようになってきた。

・年齢と共に髪が細くなったり、ダメージがなおりにくくなってきた。

・髪のパサつきを抑え、艶のある髪にしていきたい。

このようなお客様の声があったからです。

もともとACTではハーブカラーを扱っており、

高いお客様の支持を受けてきましたが、ハーブカラーのデメリットは黒髪が明るくならないことです。

明るい髪を楽しみたい場合は、白髪が70%以上ないとできないのが難点でした。

もちろん白髪のない若いお客様は、ハーブカラーでは明るくできません。

そこで通常のアルカリカラーとハーブカラーの間のものはないか探した結果、『ヴィラロドラ』に辿り着きました!

 

【ヴィラロドラを選んだ理由】

92%天然由来成分(8%は防腐剤など)

・カラー剤に必要なアルカリを15%カットした低刺激のカラー剤

・刺激臭70%カット

・通常カラーの10分の1以下のダメージレスカラー

繰り返し使うことで、潤いのある艶髪をキープできるカラー剤なんです。

 

【ヴィラロドラとは?】

イタリアのKemon社で日本のヘアケアブランド「ミルボン」と共同開発したオーガニックヘアケアブランド。

認証機関の中でも最も厳しい機関、イタリアのオーガニック認証機関ICEAの認証を全商品が取得しています。

 

【オーガニックとは?】

有機と同じ意味です。

農薬や、化学肥料に頼らず、太陽、水、土地、そこに生物など自然の恵を生かした農林水産業、加工方法。

 

【オーガニックカラーとは?】

そもそもオーガニックカラーってどんなカラーなんでしょうか?

一言でオーガニックといってもピンとキリ。

実は日本で食品以外のオーガニックの基準は定められていません!

極端な話、ドラム缶に一滴分オーガニック成分が化粧品に配合されても、オーガニック成分配合とうたえてしまうのです。

ヴィラロドラが本物のオーガニックカラーと言われるのはイタリアで作られ、ICEAの認証をとれているからこそ、高いパーセンテージでオーガニック成分が配合されているんですね(^_^)

 

【ヴィラロドラでできないこと】

アルカリが15%カットされていることから、極端に明るくすることはできません。

とはいえ、9トーンくらいまで綺麗に発色してくれるので、ご安心ください。)

【ジアミンアレルギーでも染められる?】

ヴィラロドラにはジアミン、アルカリが他のカラー剤よりも少なく配合されていますが、ゼロではありません。

施術する前にパッチテストをオススメします。

頭皮に染みる場合、ACTではゼロテクと言って頭皮に薬剤がつかないようにギリギリから塗る手法もできますので、ご相談ください。

 

【まとめ】

7月からヴィラロドラを導入して半年が過ぎ、毎月染めている方の艶がすごくわかるようになってきました。

やはり以前他の薬剤で染めた場所は同じにならないので、あと半年続けた時が楽しみです!

 

高瀬千夏子